バツイチ男性の恋愛事情とは?再婚を考える際の心得
様々な理由から離婚という決断を下す方が増えています。今日本では3組に1組が離婚という結論を下しています。中には20代、30代前半という年代で離婚をする方がいたり、半年未満という結婚期間で離婚をする方もいます。今の時代、離婚、バツイチという肩書は必ずしも婚活の妨げにはなりません。バツイチの婚活、恋愛事情について考えてゆきましょう。
バツイチ男性の特徴とは?
バツイチの男性は一度結婚までを経験している分、初婚の男性とは違う魅力や注意点があります。まずはその特徴をみていきましょう。
バツイチ男性の特徴1.女性に自分の理想を求めない
自分の理想を押し付けたり、求めすぎたことによって離婚になってしまった方も多く、その反省から自分の理想を求めすぎない方が多いかもしれません。あまり干渉してほしくないという女性にとっては相性がいいかもしれませんが、ドライすぎるのはちょっとという女性は少し寂しい思いをすることも無きにしも非ずです。
バツイチ男性の特徴2.結婚に対して現実的
一度結婚生活を経験している分、夢見がちな部分は少ないといえるでしょう。決め事なども余裕をもってリードしてくれる余裕がある方が多いです。そこがバツイチ男性がモテると言われるところかもしれません。
バツイチ男性の特徴3.家事や育児に対して協力的
こちらも結婚生活を経験している分、次に何をすればうまくいくかがわかっているバツイチ男性は率先して家事や育児をおこなってくれます。家事や育児に対して非協力的で前妻と別れたというバツイチ男性もいるかと思いますが、反省を活かしている方は、同じ過ちを繰り返さないようにきょうりょくてきになってくれるでしょう。
どの特徴も「離婚の原因を反省、整理している」バツイチ男性はとても魅力的にみえることがポイントです。反対に離婚原因を一方的に前妻にしているバツイチ男性は恋愛対象として気をつけたほうがいいかもしれません。
バツイチ男性の心理とは?
バツイチ男性の特徴をみてきましたが、心理的な部分は少し複雑なところもあります。もしバツイチ男性との恋愛を考えられている場合は、気にしてあげるとよいかもしれません。
バツイチ男性の心理1.うまくいかないという思い込みをもつ
離婚=失敗と捉えており、且つその責任を重く受け止めている男性に多いのですが、バツイチ男性は今後も結婚生活がうまくいかないと思い込んでいる場合があります。そのため次の恋愛に奥手になる方も見受けられます。
バツイチ男性の心理2.再婚できなくてもよい
結婚を一度経験しているため、無理に結婚をしなくてもよいというバツイチ男性もおられます。進んでも恋愛だけと考えている方もいるため、お付き合いを考えている女性は、結婚への真剣度をヒアリングする必要があるかもしれません。
バツイチ男性の心理3.離婚はしたくない
離婚で傷ついている男性の場合は、もう二度と離婚したくないと考えるため、次の結婚には慎重になる方もおられます。女性に過度な幻想も抱かないため、現実的に女性を見られます。
離婚のあと男性はいつから再婚が可能か?
心理的には結婚を必ずしも望まないバツイチ男性もいるようですが、法律的には男性の場合、離婚翌日でも再婚が可能となっています。
実際に離婚後どのくらいでバツイチ男性は再婚しているか?
離婚から再婚するまでの平均期間を政府統計の総合窓口e-Statのデータを参考にしたところ、離婚後1年未満に再婚する男性の割合は、14.9%です。3年未満が38.5%、5年未満だと55.7%になります。過半数のバツイチ男性が5年未満で再婚に至るようです。男性の生涯未婚率が30%と考えると、50%はとても大きい数字に感じます。
バツイチだから対象外ではありません
出会いがない、交際にまで発展しない、将来の再婚の可能性をまるで感じられない・・・こんな時、自分が「バツイチ」だからでは?と考えてしまっていませんか?確かにバツイチNGという方も一定数いることは間違いありません。でも必ずしもそれだけではないこと、特に結婚を意識する世代の方々は「問題ない」という考えの方が主流です。出会いがない事、交際に発展しないことには実は別の理由があるはずです。バツイチという自分なりの言い訳を作り、一歩引いた姿勢をとるのではなく、これからは積極的に婚活に取り組みましょう。
バツイチ男性がモテる理由
バツイチ男性はモテると世間では言われます。本当にモテるかは実感できる方とできない方がいると思いますが、モテると言われる理由がいくつか存在します。当てはまるバツイチ男性は自信をもって新しい恋や婚活を始めてみてもよいかもしれません。
バツイチ男性がモテる理由1.女性の欠点を受け止めてくれる
自分の理想を求めすぎて離婚に至った男性の場合、相手に求めすぎることはせず、むしろ欠点こそ受け止めようとしてくれます。その受け止めてくれようとする姿勢に安心感を感じる女性もおられます。
バツイチ男性がモテる理由2.家事育児を女性任せにしない
離婚原因にもなる家事育児の負担に対して、反省しているバツイチ男性は何事も妻任せにせず、協力的に物事に取り組んでくれます。本来、ケンカしながら家事育児に対して歩み寄る夫婦が多い中、最初から協力的な男性はかなりモテるようです。
バツイチ男性がモテる理由3.経験豊富からのゆとりがある
一度、離婚まで経験しているバツイチ男性は、どうなれば夫婦関係が悪い方向性に向かうのか経験も踏まえ回避してくれようとします。相手の失敗に対してもリカバリーする方法も心得ている可能性が高く、ゆとりが見受けられます。こちらも女性の安心感につながっていると思われます。
バツイチ男性が好む女性とは
離婚を経験した男性が次の恋や結婚を考えようと思う女性の特徴とはどのようなものがあるのかみていきます。
バツイチ男性が好む女性1.過去を受け入れてく入れる
バツイチ=失敗と捉えている男性も多く、それを受け入れてくれる女性を求めている方が多い傾向です。過去を見過ぎず、今や未来について一緒に向き合ってくれる女性はバツイチ男性からも人気でしょう。
バツイチ男性が好む女性2.浮気しない
バツイチの理由として、女性側に浮気をされたという場合もあります。浮気に至る経緯はそれぞれですが、至るまでに話し合えなかったのか、浮気をした経験がある女性に対しては不信感をいただくバツイチ男性は多いようです。
バツイチ男性が好む女性3.結婚を強要しない
バツイチ男性は、この先もう一度結婚するか迷われている方も多いです。多くの方は再婚される傾向ですが、強要されることは嫌う傾向です。お相手が結婚への意識が高まるまで一緒に恋愛を楽しんでくれる女性は好まれるかもしれません。
バツイチOKなイベントも多数開催中
一昔前までは離婚と言えば男性側の不倫や借金と思われる時代もありました。
しかし今や男女ともに仕事を持ち、家事も育児も同等に分担する時代です。中には女性よりも高い比率で家事を担っていたという方もいるでしょう。
離婚という決断に至る背景が多様化したことで、バツイチが即座に男性の低評価にはつながりません。
また離婚に踏み切る年齢が若年化していることからも、再婚される方が大勢います。
結婚相談所や婚活イベントでは
「バツイチOKな方限定」
「男女ともにバツイチ同士」
「バツイチ子持ちOKな方」
という企画も定期的に開催されています。
バツイチだからと引け目を感じてしまったり、消極的になってしまっていると気が付けば再婚のチャンスさえ逃してしまうことになるでしょう。
結婚は初婚であっても、再婚であっても年齢が大きな意味をもちます。心機一転新しいスタートを切ることにためらわずに行動に移しましょう。
バツイチがNGとされるケースもある
交際や婚活において、価値観の多様化があるものの、やはりバツイチには一定のフィルターがかかるものです。
中でも「バツイチ子持ち」の場合です。
子供を引き取り育てている
養育費の支払いがある
定期的な面会がある
子供の兼ね合いで前妻との定期的な面会がある
という場合、NGという判断が下されることもあります。
もちろん男性目線では前妻と再婚相手とでは全く別の対象として接しているつもりでも、女性目線では割り切れないことも多いものです。
また今後、再婚後の子供の誕生を考えた場合、子供同士の交流や養育費による経済的な負担、場合によっては共働きが必須となることもあるでしょう。
様々な場面を想定すると、難しいという判断をくださざるを得ないことは仕方がありません。
周囲への公言は相手の同意を得てからがルール
バツイチ男性が結婚を前提に交際を始めたり、相手側両親、友人と顔合わせをする際は、あらかじめ「バツイチ」という経歴を公言するのかどうかを交際相手に確認をしましょう。
交際相手によっては、公言はしないという方針の方もいます。
バツイチであることは二人だけが共有する情報であって両親はもちろん友人、知人、同僚にも秘密にするというスタイルです。
この場合、将来子供が生まれた後もバツイチであることを伏せることになるでしょう。
この点は相手への配慮でありルールです。
ただ自身の生い立ちや子供の有無など、秘密にすることに抵抗がある場合は交際相手と十分に話し合いを持つことが必要です。
場合によっては再婚という決断を見直す必要にも迫られますが、長い目で見て無理のない結論を出しましょう。
再婚前に以前の問題はクリアにすることもルール
バツイチ男性との交際にまでは発展したものの、再婚は思いとどまるというケースも少なくありません。
大抵の場合、前回の結婚に関する内容がその理由です。男性にとっては両立できる、差支えがないと感じるような些細な物事でも、女性は過敏に反応をすることがあります。
再婚を真剣に考えるのであれば、前回の結婚において
離婚後の取り決め
子供との交流
経済的な負担
がどのように決められているのかを、明確に交際相手に伝えましょう。
また再婚にあたって
転居、新居を構えること
前妻との写真や思い出の物の処分
子供との交流の制限や見直し
経済的負担の軽減
などが交際相手から求められることもあります。たとえ写真1枚であっても破局に至る原因になりかねないので、交際に際しては十分な注意を持ち続けましょう。
バツイチ男性の婚活、交際、再婚において「バツイチ」という肩書だけでNGが出されることは減っていますが、このような部分で前妻の影を感じたり、存在感がちらついてしまうことがNGなのだと理解することが大切なことです。