「結婚=幸せ」ってどうなの?結婚のメリットとデメリットを分かりやすく解説

突然ですが、結婚についてどう思いますか?ひと昔前は「必ずするもの」と思われていましたが、近年では自由恋愛の風潮から「してもしなくてもいい」自由なものに変わってきましたね。


一種の結婚離れなのか「結婚をしたくない」「結婚することだけが人としての幸せだと思わない」という方も一定数おられます。

結婚をする、しないの選択をする上で「実際に結婚するとどんな良いことがあるの?」と考える方も多いのではないでしょうか。

今回は結婚することで変わること、結婚のメリットとデメリットについて、分かりやすく解説していきたいと思います。

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目次

結婚することで良くなるメリット

結婚のメリット1:生活の効率が良くなる

    • 家事の効率が良くなる
    • 生活が安定する
    • 健康管理の心配が少なくなる
    • 代理手続きが可能

    独身時代は生活に関わることすべてを自分自身の手でやらねばなりませんが、結婚をすることで分担したり、お互いの強い部分弱い部分を活かして効率的に家事や生活に必要な手続きを進めることができます

    時間は有限なので、効率的に使えるようになるのは大きなメリットといえるでしょう。

    結婚のメリット2:精神的な安定

    • 居場所ができ、気持ちが安定する
    • 楽しみや生きがいが増える
    • 好きな人といられる
    • いいことも悪いことも気持ちを共有できる
    • 守る家族がいることで前向きになれる
    • 子どもを安心して産める環境が得られる
    • 人間として成長できる

    帰る場所があることがお互いに心の支えになるというのは大きなメリットです。

    仕事で疲れていたり、なにか落ち込むことがあったとしても、家で安らぎを感じることができればすぐに元気になれることでしょう。

    家族みんなでご飯を食べたり、出かけるときもパートナーと一緒なら楽しさも2倍ですね。

    結婚のメリット3:周囲から目が気にならなくなる

      • 世間体が良くなる
      • 親が安心してくれる

      20代後半を過ぎると、親から「いい人いないの?」と訊かれる機会も増えてきます

      親自身も周りの人から「お子さんまだ結婚しないの?」と訊かれたりして、いろいろと感じるところがあるかもしれません。

      親からするといくつになっても子どもが心配なもの。

      子である自分が結婚することで、親の心配のタネをひとつ減らすことができるでしょう。

      孫の顔をみせてあげることで喜ばれる方も多いでしょう。

      結婚すると経済面でもメリットが

      結婚すると控除が受けられるため税金が節約できます。控除でどのくらいの金額が節約できるのでしょうか。
      下記は配偶者控除と配偶者特別控除の控除額一覧です。

      配偶者控除

      控除を受ける納税者本人の
      合計所得金額
      控除額
      一般の控除対象配偶者老人控除対象配偶者(※)
      900万円以下38万円48万円
      900万円超950万円以下26万円32万円
      950万円超1,000万円以下13万円16万円

      (注) 老人控除対象配偶者とは、控除対象配偶者のうち、その年12月31日現在の年齢が70歳以上の人をいいます。
      なお、配偶者が障害者の場合には、配偶者控除の他に障害者控除27万円(特別障害者の場合は40万円、同居特別障害者の場合は75万円)が控除できます。

      配偶者特別控除

      控除を受ける納税者本人の合計所得金額
      900万円以下900万円超
      950万円以下
      950万円超
      1,000万円以下









      48万円超 95万円以下38万円26万円13万円
      95万円超 100万円以下36万円24万円12万円
      100万円超 105万円以下31万円21万円11万円
      105万円超 110万円以下26万円18万円9万円
      110万円超 115万円以下21万円14万円7万円
      115万円超 120万円以下16万円11万円6万円
      120万円超 125万円以下11万円8万円4万円
      125万円超 130万円以下6万円4万円2万円
      130万円超 133万円以下3万円2万円1万円

      結婚によって税金が浮くのは経済面で大きなメリットですね。

      配偶者控除だけではなく、子どもが産まれた場合も扶養手当を受け取れる場合があります。

      結婚すると健康面にもメリットがある

      また、統計学者の本川裕氏が厚生労働省の人口動態統計を元に未婚者と既婚者の死亡率を算出したところ、45歳~65歳の未婚男性は同世代の既婚男性の2.2倍になっていたと発表しており、このデータから結婚は健康面にも良い影響を与えていると言えます。


      ここまでは結婚においてのメリットをご紹介いたしました。
      では、反対に結婚のデメリットとしてどのようなものが挙げられるのでしょうか?

      結婚のデメリット

      • 自由な時間がなくなる
      • 自由なお金がなくなる
      • 結婚式自体にお金がかかる
      • 家族に対してお金がかかる
      • 親戚づきあいが面倒
      • 他の異性と付き合えない
      • 仕事も家事も育児も全部やる可能性
      • 書類や名義の変更
      • 些細なことでケンカが増える

      このように、デメリットでは、独身の時は許されていたことが大なり小なり制限されてしまうという点についての項目が多く上げられました。
      また、親戚づきあいや姓が変わることでの事務処理を億劫に思われる方が多いようです。

      結婚においてのメリット・デメリットを見ていただきましたが、結婚された方々はどのような瞬間に結婚を決められたのでしょうか?

      結婚を決めたエピソード

      「落ち込んで仕事を休もうか悩んだとき、『休みなよ』と言ってくれた」
      「溜まっていた洗い物が、帰ってきたときに綺麗になっていた」
      「仕事でミスしたとき一緒に解決策を考えてくれた」
      「ずっと味方だから」と言われた
      仕事から帰って自分も疲れているのに文句を言わず、楽しそうに、しかもおいしい料理を作ってくれる。どんなに忙しい時も元気の源になる
      一緒にいたら落着き、ずっと一緒にいたいと思った

      引用【データ出典】ご自身に関するアンケート 2018/10/1~3実施
      有効回答数:206人(男性)(インターネットによる20~30代男女へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)
      沢田七海(恋愛コラムライター)

      結婚にはデメリットもあるが、パートナーとの信頼関係や絆は結婚でしか得られないメリット

      結婚にはメリットだけではなく、もちろんデメリットもあります。現代では「結婚=幸せ」という価値観は薄くなってきています。
      ですが、「この人とずっと一緒にいたい」と思えるくらい愛している人と結婚できたら幸せですよね。
      好きな人と辛いことも楽しいことも分かち合い、一緒に乗り越えていく。そんな強い信頼関係を築いていけることも結婚の大きなメリットなのではないのでしょうか。
      皆さんがそのような素敵な人と出会い、幸せに満ち溢れた結婚生活を送られることを祈っています。

      とはいえ、自分が素敵だと思えるパートナーと偶然出会うのも難しいですよね。
      そんな方には婚活サービスの利用を検討してみていただきたいです。
      結婚相談所と聞くと堅苦しく感じるかもしれませんが、結婚に関する悩みを気軽に相談できる場所や人がいるのは心強いものです。

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      この記事を書いた人

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