デートの支払いは女性の収入に限らず男性が負担すべき?
この問題は様々な意見があり、100%の正解はありません。女性によって毎回割り勘を希望することもあれば男性が負担すべきと考えている方もいます。でもこの問題は事前に話し合い、本人に真意を確認することも難しいので、交際を続ける中で徐々に自分たちのルールを構築していくことで解決を図りましょう。
収入の高低と支払いの有無は必ずしも一致しない
女性が仕事を持ち、中には交際男性や旦那より高額な収入を得るケースが多々あります。もちろん女性自身の努力の賜物ですが、かといって一家の大黒柱、デートの主導権を女性が持つとは限りません。
この問題はとてもデリケートで、なかなか本音をはかり知ることができません。
ただこのような女性と交際をする、デートをする場合、最初の数回は男性側が全額支払うことを前提に店やデートプランを考えておくと安心でしょう。
女性によってはデート中は男性を立てる意味もかねて支払いをしないという方もいます。しかし別の場面で支払いを申し出たり、お礼の品を用意していることもあります。
もしくは初めてのデートからきちんと割り勘を申し出る方もいます。いずれの場合になっても支払いの場面で持ち金が不足してしまったということにならないよう、無理のないプランを立てておきましょう。
今後交際が続く中で、お互いのルールを決めてゆきましょう。
支払いは男性負担でも相手の意見の尊重は大事
女性の中にはデートでの支払いを男性に全額負担してほしいと考えている方も多々います。もちろん経済的な格差や年齢など理由は様々です。
もしこの点に男性が不快感を抱いたり、割り勘を希望するのであれば交際初期の時点できちんと申し出て解決をしておきましょう。
話し合いの結果、男性側がすべての費用を負担するというルールで落ち着いた場合でも、レストランやデートプランを考えるうえででは女性の意見も尊重しなければなりません。支払いが男性だからといって男性の趣味、思考に合わせたセレクトをしていると次第に女性は不満を抱えるようになり、結果的には交際は終わりを迎えてしまいます。
女性との話し合いの中で、今後の交際期間だけでなく結婚後も経済的に男性が担い手になる覚悟がない場合は、無理をせずに割り勘での支払いを希望していることを相手に伝えましょう。
男性の経済力を上回る要望を女性が出した場合は
支払いを日ごろ男性だけが負担している場合、女性から経済力を上回る要望が向けられることがあります。特に誕生日や記念日には多くなりがちです。このようなとき、中には無理をしてでも費用を捻出するケースもあるでしょう。
でもこの出会いはあくまでも今後の結婚を意識したものです。無理な要望に応えることで将来の誤解につながることもあるでしょう。
女性からの過剰な要望にははっきりと経済的な理由を説明し、応えを出しましょう。
ただし今回に限りお互いが割り勘で負担をすることで希望を叶えるという選択肢も提示すると円満に問題を解決できる場合もあります。
例えば高級レストランでの食事や旅行といた特別なケースは要望がでた時点で、今回の支払いについての話し合いを持ちましょう。
高収入な女性が必ずしも貯金が多いとは限らない
お金の使い方に関する感覚は人それぞれです。同じ額の収入がある場合でも月々の出費、貯金額には大きな開きがあるでしょう。
収入の多い女性の場合、堅実の貯金をすることもあれば、華やかな生活を満喫している方もいます。
目の前に交際相手がどちらのタイプなのかも交際期間中に見極めておきましょう。デートの度に気前よく割り勘を申し出る女性の場合、気遣いには感謝するものの、生活のあらゆる場面でも出費が激しいことも考えられます。
デートでは男性の全額支払いを依頼しつつも将来のために堅実に貯金をしていることもあります。
お金の問題は交際期間中だけでなく、結婚後も人生を左右する重要な問題です。お互いの価値観があっているのかをしっかりと把握するためにもあいまいにせずにきちんと話し合いをする機会を持ちましょう。
40代は男性のおごり、30代は割り勘が当たり前
実は婚活においてデート中の支払いに関する意識に世代間の違いがあることをご存知でしょうか?
いわゆるバブルを知っている世代、40代以上は女性の収入の高低にかかわらず費用は全額男性が支払うことを当然と考える傾向があります。
その一方でその世代より若い世代は割り勘を当たり前と考えています。全体的には割り勘世代が増加傾向にあります。
これは交際だけでなく、会社組織でも同様でしょう。以前のように上司のおごりという慣例は徐々になくなりつつあり、会社内の地位にかかわらず割り勘をする風潮が高まっています。
婚活においては今後、割り勘が主流になるでしょうから、割り勘を希望することには全く後ろめたいことでも恥ずかしいことでもないと考えてゆきましょう。