結婚前に同棲する場合に気を付けることとは

結婚と同棲との違い

結婚は生活を共にすること。だからこそ、事前にどうなるのかを同棲することで知りたいと思うのは男女問わずにあることです。家事を分担したり、一緒に寝起きをすることで家族のような感覚になります。ただ、同棲するだけで満足してしまい、籍を入れるタイミングが分からなくなるなんて話も良くあることなのです。

同棲はあくまでも一緒に住むこと。結婚は、その先の人生を共にすると決めて公にも認められる関係になることです。実際には婚姻届を出すか出さないか、たったそれだけのことですが公に認めれられることによって、社会的にも変わってくることはとても多いでしょう。ある意味、結婚することで大人としての責任を果たし一人前として見てもらえるなんてことも。税制や会社からの補助でも利点があったり、単なる同棲だけでは得られなかったメリットもあります。

だからと言って、メリットのために結婚するのは違います。やはり「この人とこの後の人生を共にしたい」と思うからこそ籍を入れるのです。家族というメンバーでこの後の人生を共にするという決意は必要になりますが、その覚悟があれば婚姻後の生活にズレが生じる可能性は低くなるでしょう。

同棲することで得られるメリット・デメリット

同棲することで、家賃や生活費を折半することで経済的に楽になることもあるでしょう。もちろん、家事についても一人で全てをしなくても良くなるので分担で済み、時間的余裕も増えます。利点だらけだと思うでしょうが、それはあくまでも生活レベルでの話です。あなたはいいと思っていて、この状況を続けたいと思ったとしても女性側からしたらどんどん不安になってしまうことにも繋がります。

「最初はいいと思っていたけど…一体いつ結婚してくれるの？」

いつしかそんなことを彼女から言われることになるでしょう。

もし、同棲をスタートさせるのであればゴールは明確にする必要があります。ゴールとは、つまり結婚についてです。結婚の準備段階として同棲するという目的であるのであれば、なおのこと期限を設けなければなりません。

そして、同棲することで相手の何を見たいのか、観点をはっきりさせることが事前に必要です。いつまで同棲して、いつ結婚するかどうかの判断をするのです。あやふやなままスタートし、あやふやなまま続ける。そのことが一番の問題となり、相手の女性を不安にさせることに繋がります。

決めることが大事

本当にあなたは結婚したいのでしょうか？なぜ、結婚でなく同棲を選んだのでしょうか？

もしかしたら、一緒に住むということは提案できても、結婚までの提案ができるほどの相手ではないという不安を解消したいからこそ、同棲を選択する場合もあります。

けれど、一緒に住むだけでその迷いは本当に晴れるのでしょうか。

結婚前の同棲を提案する前に、向き合うべきなのはあなた自身の気持ちではないでしょうか。

周りがこうしているという話を鵜呑みにするのではなく、ふたりにとってベストな道を選んでいくことが何よりも大事です。