彼女の手料理がおいしくなかったときの対処法
結婚相手にのぞむ条件といえば「料理が上手なこと」でしょう。昔から此の点は変わらぬ絶対条件ともいえるほどです。
しかし彼女に手料理が期待していたものと違っていた場合、どう指摘すべきか?結婚に不向き?と途端に迷いあぐねてしまうでしょう。もし彼女の手料理に落胆してしまったら、お互いの関係性を壊さないように配慮しつつ対処してゆきましょう。
率直過ぎる意見は時にはNG
「悪気はなかった」
「軽い冗談のつもりだった」
「結婚を意識しているからこそ、改善して欲しかった」
実は手料理が原因で破局してしまうカップルは少なくありません。男性側の不意の一言で彼女の交際へのモチベーションが下がってしまい、気が付けば修復が不可能になるからです。
手料理は女性にとってとてもデリケートな問題です。
声をかける場合、感想を伝える場合は過剰とも思えるほどの配慮をしましょう。けっして軽はずみに率直な意見をいうのは避けましょう。
料理経験が浅い場合
結婚を意識し始める年齢に差し掛かった女性に料理の経験があって当たりまえ、手際がいいこと、美味しい料理を作れる事が当たり前という思い込みは一昔前のものです。
数十年前なら「花嫁修業」という言葉が当たり前でした。
しかし現代の女性の多くはフルタイムで仕事についていますから、帰宅後に時間をかけて料理をすること、家族のために毎日料理をすることとは無縁です。決して能力がないということではなく、料理に取り組む時間、楽しむ余裕がないのです。
もし彼女にこれまでに料理の経験があまりない場合、目の前の手料理が期待通りでなかったとしても大目にみることも必要です。
今後、同棲をしたり、結婚をしたりと生活環境が変わり、料理に十分な時間を割くことが出来るようになる中で徐々に上達をすることもあるからです。
料理経験は十分な場合
一人暮らしをしている女性の多くは「自炊」をするという傾向があります。しかし自分のために食事を作ることが必ずしも料理の腕前に反映されるとは限りません。相手のために料理を作る、満足してもらうには相手の好みを十分に把握することも必要です。
まだ交際期間が短い、初めての手料理という段階であれば、あなたの好みの味付けになっていないことも当然です。まずは目の前の料理を堪能したうえで、今後について話をしてみましょう。
もし彼女へ改善の要望がある場合でも、改善点ばかりを上げ連ねるのではなく、多いに褒めることが重要です。
女性にとっては10か所褒められても、1か所でも指摘があれば落ち込んでしまう方もいます。言葉遣いや伝えるタイミングを考え、相手を不快にさせないよう心掛けましょう。
言ってはいけないNGワード
実は料理、つまりは味覚は無意識ながらも子供の頃の食事やこれまでの食生活などが大きく関係してます。素材の刻み方、調理方法、味付けなど様々な項目を無意識ながらも判定しているのです。
交際相手同士でもお互いのこれまでの食生活はまるで違うのですから「美味しい」と思う観点、基準も違っていて当たり前です。
この点をしっかりと理解できていれば、相手を無暗に批判することも起きないはずです。
また男性が口にする
- 味付けが薄い
- 味付けが濃い
- 美味しくない
- 塩辛い
などの言葉には無意識ながらも食べなれた「実家の味」「おふくろの味」との比較性を感じられます。決してこのような意味がないつもりでも、女性は実母や姑との比較と捉え不快感をあらわにするでしょう。
もちろん
- 母から料理指導を受けたら?
- 料理教室に通ったら?
- アプリを活用したら?
という言葉はNGです。
料理には経験と感性と前向きな熱意が必要です。相手の言葉に奮起し、前向きになることはまずないでしょう。
つまりは相手が一生懸命に作ってくれた料理に指摘の言葉を発する時は、想像以上の配慮が必要という事です。
献立のリクエストと合わせて要望を伝えることが成功の秘訣
料理について指摘をする問題はなかなかデリケートなものです。お互いが本意ではない理解をしてしまい、関係性が悪化してしまうこともあります。
彼女に手料理の上達を望むなら、「献立」を「具体的」にリクエストすることから始めてみましょう。例えば、和食をリクエストする場合、
- 具体的な料理名
- 入れて欲しい具材
- 味付けの好み
などを提案しましょう。レシピサイトやアプリを事前に調べ、具体的に提案をしてもよいでしょう。
こうすることで、お互いの認識のずれや好み、これまでの食習慣の違いを徐々に解消してゆくことができます。彼女にとっても曖昧なリクエストの結果、出来上がった料理を指摘されるよりもこの方法のほうがずっと明確に対応することができます。
お互いが良好な関係にいられるようにぜひ取り組んでみてください。