デートで男性がかける金額はどのくらい?
デートプランを考えるのは毎回プレッシャーがあるという男性も多いでしょう。特に飲食店選びはメニューだけでなく、店の雰囲気や予算なども考えなければならないので難易度が高いといえます。デートの予算は?やっぱり雰囲気重視?ここでは男性の多くが抱えるお悩みについて考えていきましょう。
今の時代はデートも割り勘が当たりまえ
40代後半の男女はデートでは男性がおごってあたりまえという観念が今も色濃く残っています。しかしこの背景には彼らが青春、恋愛時代を過ごした時期がバブル景気と重なっていたことが理由です。今では当時と経済状況も大きく異なる上に、女性の就業率も高まっています。必ずしも当時のように男性がすべてを負担する必要はありません。
ただ女性の中には周囲や両親からこのような概念を見聞きし、男性の経済的負担を求める方もいるので、この点はお互いの価値観のすり合わせが必要でしょう。
男性のデートでの背伸びは女性にも影響する
今の時代、デートでは「割り勘」であることが当たりまえです。飲食店やデートプランを考えるときは、自分だけでなく相手の予算、経済力も考えてあげることが必要になります。
もちろん、
- 美味しい
- 人気店
- 話題の店
- 雰囲気のいいお店
は女性も喜ぶデートプランです。
でもこのような店は往々にして予算が高めな設定になります。この場合、女性も毎回大きな負担を背負うことになります。毎回このような経済的負担が生じるようでは、ときには費用の工面が問題になり、デートの回数を減らさなければならない・・・となりませんか?
交際期間中に大切なことはお互いがともに過ごす時間を通じて価値観や将来設計について十分に話し合うことです。決して単発のイベントではないので、無理が続くようでは長続きは難しくなります。お互いが背伸びをしたり、無理をすることなくデートを楽しめるように「毎回いいお店に」という考えは払拭しましょう。
特別な雰囲気、特別なお店、いいお店というのは記念日や特別な日のイベント用にとっておくことをお勧めします。
デートの飲食用予算は5000円以内が目安
デートにかける予算の目安は1回5000円前後と考えておきましょう。この金額は1人分の飲食費用の目安です。居酒屋、イタリアンレストラン、和食とこの予算があれば十分に雰囲気のいいお店で楽しむことができます。またこの金額なら社会人、ひとり暮らしという場合でも月に数回のデートを楽しむことができるでしょう。
結婚を前提としている交際の場合、
- 両家の顔合わせ
- 結婚式準備
- 結婚式
- 新婚旅行
- 新居の準備
などのさまざまな費用も準備していくことも考えておきましょう。
毎回のデートにあまり予算をかけすぎてしまうとその後の費用が思うように蓄えきれません。交際を通じて結婚を意識する話題が上がり始めたら、今後の計画をともに考え、デートの予算について共通認識を持つようにしましょう。ありがちな失敗は、今後の結婚のために貯金をしている、したいと思っていることを男性が女性に伝えないままデートの予算を下方修正することです。
女性が男性の真意を知らないままでデートを重ねてしまうと、男性が
- 女性に魅力を感じなくなった
- デートに手抜きをしている
- 交際への熱意がさめてきた
と思われてしまいがちです。「釣った魚には餌を与えない」という言葉があることもからもこのような誤解は多いものです。
結婚への準備はお互いにとってとても素晴らしいこと、前向きなことです。結婚に向けて節約をすることもとてもいいことです。このような心掛けは決して恥ずかしいこと、隠すことではないので、きちんと女性に伝えるとともに貯金に励むことができれば結婚もより近づくでしょう。
デート予算は総額で考える
デートの予算を考えるときにありがちな失敗は飲食費用単発で考えてしまうことです。でもデートには交通費やレジャー代などの費用も掛かります。デート用に私服を購入する機会も増えるでしょう。結婚を前提とした交際を続ける中では、これまでになかった出費が増えることでもあります。
デートの都度の飲食費用だけで考えてしまうと、気がつけば貯金が目減りしてしまっていたということもありがちです。この点は男性だけでなく女性にも同様かそれ以上の負担が生じています。デートの予算を考える場合はその前後に生じる費用も合わせて総額で予算を考えましょう。
また交際期間中、結婚前には大型連休を利用した旅行に出掛けることもあるでしょう。旅行費用はお互いが折半で負担する場合でも旅行中の飲食や買い物にも別途費用がかかります。このような費用があることも考え、デートではあまり背伸びをしないこと、特別感を持ちすぎないことが大切です。