婚活とは?現代の婚活方法と婚活事情を知って婚活を成功させよう!
婚活とは、理想の結婚相手を探す活動、つまり「結婚活動」を略した言葉です。具体的には、婚活アプリや結婚相談所を利用したり、婚活パーティやイベントに参加したりして結婚相手を探す活動のことで、いまや広辞苑にも収録されるほど浸透している言葉です。ここでは、現代の婚活事情や婚活を成功させる方法などを紹介していきます。
婚活とは?【「恋活」と「婚活」の違い】
「婚活」という言葉と同じくらい聞くのが「恋活」という言葉。新しい出会いを求めるにあたって「自分には婚活と恋活のどちらが向いているのだろう」と悩む人は少なくありません。まずは、「恋活」と「婚活」のそれぞれの違いから見ていきましょう。
恋活とは、恋愛活動の略語で、恋人探しを目的に行われるさまざまな活動のことをいいます。あくまでも「恋人が欲しい」という目的で行うもののため、現実的な条件よりも恋愛感情を優先したい比較的若い年代の人が挑戦する傾向にあるでしょう。なお、結婚が前提にならないという点で、恋活をする人の中にはもともと結婚願望がないタイプの人も含まれています。「恋愛のワクワクドキドキを楽しみたい」「まだ先のことは考えたくない」という人が多く見られるのが恋活の場といえるでしょう。
恋活が恋人探しを目的として行われるものであるのに対し、婚活=結婚活動の目的は結婚相手探しです。最終的に目指すゴールが結婚であるため、恋活に比べ相手に求めるスペックや条件も高くなる傾向にあるでしょう。婚活の場では「一生を共にする相手」という視点で相手を見極めるため、恋活であればOKだった相手を候補から外したり、反対に、恋活であれば選択肢に入らなかった相手がOKになったりといったことが頻繁に起こります。「恋愛感情よりも、一緒に生きていくための条件が大切」「安心して長く一緒にいられる人を見つけたい」そんな人が多いのが婚活の場といえるでしょう。
「恋活」と「婚活」のそれぞれの違いから、自分に合っているものが見えてきたかと思います。自分に合った方法やスピード感を大切にしていくことも、婚活する上では大事かもしれません。
婚活とは?【現代の婚活事情】
現代の日本では、結婚することが必ずしも当たり前ではなくなっています。そのような中で、いまどきの婚活事情は実際どのようになっているのでしょうか。婚活の状況にはさまざまなものがあり、特に年齢によって大きく異なるものです。そこで、今回はいまどきのリアルな婚活事情について、年齢別に説明します。また、さまざまな婚活サービスの種類についても見ていきましょう。
婚活事情は変化している?
男女雇用機会均等法による女性の社会進出などの理由から、日本では以前から初婚年齢が上がっており、晩婚化が進んでいます。昔は、女性は結婚して家庭に入り夫に養ってもらうことが当たり前でした。しかし、現代では女性も社会で活躍し高収入を得る人も増え、わざわざ結婚しなくても十分豊かな暮らしができるようになってきたのです。また、男性のほうも仕事が多忙だったり、不況による収入面の不安があったりなどで結婚を考える余裕のない人も増えています。このような状況から、日本では未婚者の増加による少子化が危惧されるようになりました。行政側はこれを懸念し、婚活支援としてさまざまな種類の婚活サービスを提供するようになっており、行政だけではなく、多種多様なサービスが存在しているのが現代の婚活事情の特徴といえるでしょう。多種多様なサービスのため、どのサービスを利用すれば良いのかなど迷われてしまう方も少なくありません。
年代別のリアルな婚活事情
では、様々な年代のリアルな婚活事情について詳しくみていきましょう。自分の年代の婚活事情を知ることでこれからどのように婚活を進めていけばよいのか見えてくるかもしれません。
20代は、男女ともに社会に出てから間もないため、仕事を覚えて日々の業務をこなしていくだけで精一杯の人も多い年代でしょう。まだ結婚を考える余裕が持てないという人も多くいます。また、20代は独身者の割合が多いこともあり、友人から異性を紹介してもらえるチャンスも多い年頃であるため、異性と交際したからといってすぐに結婚を目指そうとする人はそう多くありません。20代のうちは、単に恋人を求めるだけで、そこまで真剣に結婚について考えない傾向にあるといえるでしょう。これは、裏を返せば20代はさまざまなスペックの人たちがまだ独身でいる割合が高く、結婚相手が見つかりやすいということでもあります。実際に、婚活市場では若い人ほど結婚相手が見つかりやすい傾向にあるようです。20代という年代では決して結婚を焦る必要はありませんが、将来的に必ず結婚したいと考えているなら、早めに婚活を始めたほうが断然有利です。婚活の場では、結婚を強く望んでいる人は20代の頃から婚活サービスを積極的に活用し、自分の理想に合う相手を探しています。20代から早めに行動することで、短期間で成婚に至るケースも多いのも事実です。
男女ともに、30代になると、真剣に結婚を意識し出す人が多くなる年代です。特に、女性は30歳を境に急に結婚を焦り出すケースも少なくないでしょう。しかし、女性の場合は30歳を過ぎると20代の頃よりも婚活がスムーズに行きにくくなるという傾向があります。それでも、まだ30代前半は成婚に至りやすいですが、35歳を過ぎてアラフォーと呼ばれる年代になってくると婚活はとても厳しくなるというのが現実です。しかし男性の場合は30歳を過ぎて結婚を意識し出すものの、30代前半ではまだ給料もそれほど上がっていないため実際の結婚には至らないという傾向にあるようです。また、30代後半になってくると、ある程度収入も安定してくるため、より真剣に結婚を目指そうという人が増えてきます。男性の場合は30代後半でも高収入であれば年下の若い女性と結婚できるチャンスがありますが、収入が低かったり不安定だったりすると、成婚への道は厳しいでしょう。30代になると、性別にかかわらず見た目にはっきりと年齢が現れてくるものです。30代で婚活を成功させたいなら、若い時以上に外見に気を配り日々努力することが重要になってきます。特に、女性の場合は男性よりも見た目の若さが重要視されやすいことは否定できません。したがって、見た目を若々しく保つ努力をすることと、結婚相手の条件も年下や同世代だけでなく年上まで幅広く視野に入れることがポイントです。条件を狭めるのではなく広げたほうが、婚活がスムーズに進みやすくなります。
結婚相談所に登録している会員の年齢層で最も多いのが30〜40代です。この年代の男女間では、積極的に婚活が行われているといえるでしょう。女性の場合、40代まで独身を通した人はプライドが高く、婚活している人も理想が高いことが多くなってきています。そのため、なかなか良い相手に出会えないという負のスパイラルに陥るケースも少なくありません。また、婚活していく中で自分よりも若い20代、30代の女性がライバルとなると、どうしても年齢の面で不利になりやすいです。男性の場合、40代になってようやくキャリアが軌道に乗り、高収入を得られるようになったことで婚活を始める余裕が出る人もいます。そして、高収入をアピールして20代や30代の若い女性をパートナーに希望する人もいるのです。いずれにせよ、40代ともなると、男女ともに若い世代と同じような魅力をアピールして婚活を成功させるのはとても難しくなります。年齢面では若い人にかなわないという現状を素直に受け入れ、大人ならではの落ち着きをアピールするほうにシフトしていくことが大切かもしれません。若い世代にはない自分の魅力を磨く努力をすることも必要になってくるでしょう。
50代でも、あきらめずに婚活をする人は男女ともにいます。もっとも、女性の場合はやはり年齢を気にするため、50代で婚活するとなると尻込みしてしまう人が多いでしょう。結婚を希望していても、自分の年齢や見た目に劣等感があり自信を持てないため、婚活をあきらめてしまう人もいます。また、バリバリ仕事を頑張ってきた女性であればあるほど、結婚によってそれまでの生活が一変してしまうことを恐れる人も少なくありません。一方で、男性もまた50代に入ると一気に婚活が難しくなります。一般に「年をとっても男性は女性よりも結婚しやすい」といわれていることにあぐらをかき、極端に若い女性を希望したり、容姿にこだわりすぎたりなど、50代としては高すぎる理想を譲らない男性も多いのです。50代ともなると、いくら高収入の男性でも、若い女性と結婚するのは難しいということを受け入れることが大切です。50代の男性が成婚に至るためには、謙虚で優しい態度で異性に接したり、結婚相手の年齢条件に幅を持たせたりすることが大切になるでしょう。
婚活とは?【現代の婚活方法】
ひとくちに「婚活」といっても、実際にその種類はさまざまです。例えば、マッチングアプリにもそれぞれの特徴があり、使い分けている人もいます。婚活パーティーにも様々な種類があり、趣味や職業を限定して行われることも多いです。そこで、いまどきの婚活にはどのようなスタイルのものがあるのか詳しく説明していきます。
①マッチングアプリ、マッチングサイト
スマホのアプリやインターネットサイトを使って手軽に婚活する人も多くなりました。その主たるものがマッチングアプリやサイトです。男女をアプリやサイト上でマッチングさせる仕組みが一般的になってきているといえるでしょう。こうしたアプリやサイトは、スマホ1台あれば簡単に登録できて気軽に利用しやすいので、婚活が初めてという人でもスムーズに始めやすくなっています。また、会話などのやり取りはアプリやサイト内のシステム上で行うので、基本的には知らない相手に勝手に個人情報を知られる心配がないので安心です。自分でうっかり個人情報を開示しないよう気を付ければ安心・安全かつ手軽に利用できる点がメリットでしょう。もっとも、簡単に登録できることから、登録だけして活動はあまり真剣にやらない人も多いようです。また、必ずしも結婚を目指しているわけではなく、単に恋人や遊び相手を求めているだけの人も少なくないことには注意が必要でしょう。それぞれのアプリやサイトには、特徴があります。特徴を知って自分に合うアプリを利用するのが良いかもしれません。ここでマッチングアプリの特徴を紹介します。
婚活アプリには、結婚を前提とした交際を求めている人が集まっています。マッチングアプリでは、男性が有料、女性が無料なのが一般的ですが、婚活アプリは女性も有料になる傾向が大きな特徴ともいえます。これにより、男女ともに真剣な人が集まりやすくなっており、真剣な交際に発展しやすいのでしょう。全体的に年齢層が高いのも特徴です。具体的な例としては、ゼクシィ縁結び、youbride(ユーブライド)、Match(マッチ)があります。とにかく出会う異性の本気度を重視して選びたい人におすすめです。
恋活アプリは、恋人を探すのが目的です。プロフィールの雰囲気が婚活アプリとは違ってややカジュアルで、趣味や好きな食べ物、デートで行きたい場所や恋人に求めることなどを設定して、共通点の多い人を見つけやすくなっています。具体的な例としては、Pairs(ペアーズ)、with(ウィズ)、Omiai(オミアイ)があります。使いやすく、種類も豊富なためマッチングアプリが初めての人に恋活アプリはおすすめです。
デートアプリは、集まるユーザーの最終的な目的が恋人作りや結婚相手探しであることに違いはありませんが、とにかくすぐにデートに行けるのが特徴です。マッチングアプリでは相手を選んで、じっくりとメッセージのやり取りで距離を縮めてから出会うのが一般的です。しかし、デートアプリはマッチングと同時にデートが確定するものがあります。具体的な例としては、Tinder、バチェラーデートがあります。tapple(タップル)はデート目的のユーザーだけでなく、恋活目的のユーザーも非常に多いアプリです。これらは、とにかくまずは会ってみたいという人におすすめです。
このようにさまざまな種類のマッチングアプリから自分にあったアプリを選ぶことで、素敵な異性に出会える可能性も高くなっていきます。まずはマッチングアプリから始めるのも良いかもしれません。
②婚活パーティー
婚活方法として、婚活パーティーや街コンなどの婚活イベントも人気です。イベントの内容はさまざまで、「30代限定」「40代限定」など年代別にターゲットを絞ったものや、映画好きやスポーツ好きのための婚活パーティーなど、趣味の合う人同士で盛り上がるタイプのものもあります。自分に合ったイベントに参加できるよう、幅広い選択肢が用意されているのも人気の理由でしょう。婚活イベントに参加すると、一度にたくさんの相手と出会えるチャンスがあります。したがって、短時間のうちに効率的に多くの異性と交流しやすいのがメリットです。ただし、あまりに参加者が多いイベントだと、気になる相手と十分に話すチャンスがなかったり、そもそも名前や顔を覚えてもらえなかったりすることもあります。また、人見知りだったり一度に多くの人とコミュニケーションをとるのが苦手だったりすると、自分の魅力を上手くアピールできずに終わってしまう場合もあるでしょう。自分が30代以上なのに20代の参加者が多いイベントに行ってしまうと、若い人ばかりに人気が集まり、自信を無くしてしまう可能性もあります。したがって、婚活パーティーなどのイベントに参加する場合は、自分に合ったタイプの婚活イベントをきちんと選んで参加することが大切です。
③結婚相談所
婚活で昔からよく利用されているのが結婚相談所です。結婚相談所では、結婚を希望する男女が費用を払って会員登録し、希望する条件に合う人を相談所の会員の中から選びます。そこからお見合いのオファーをし、相手も承諾すれば2人で会って話をし、気に入れば交際、成婚に至るというのが基本のプロセスです。費用は入会費および月額料金であることが多く、他の婚活方法と比べると、利用料金は高くなります。ただ、その分、真剣に結婚相手を見つけるための仕組みやサポートが充実しているのです。また、結婚相談所に登録する際は身元や独身かどうかのチェックが証明書提出の上きちんと行われるので、安心して利用できます。結婚相談所は、単に交際相手や遊び相手を求めるというのではなく、本気で結婚を考えている男女が多く利用しているといえるでしょう。結婚相談所のサービスは、相談所によって特徴がさまざまであり、細かいシステムやサポートの面でそれぞれ違いがあります。『結婚相談所ラフォーレ』では、AIを使って効率よく婚活を進めることができます。結婚相談所を検討している方は、無料相談もおこなっているので、ぜひ活用してください。
④オンライン結婚相談所
オンライン上ですべての手続きが可能なオンライン結婚相談所は、婚活サイトと結婚相談所の間くらいのイメージでしょう。基本的な活動はネット上で行い、サポートや相談もメールや電話ベースで行います。結婚相談所のように、わざわざ店舗に行く必要はなく、オンライン上ですべての手続きが可能です。オンライン結婚相談所のサポートは、婚活アプリにプラスαのサポートがある程度から、結婚相談所なみのフォローがあるものまで、かなりサービスに差があります。当然、サポートが強いものは費用が高くなります。高いものだと月額1万円〜2万円のものも。また、安いものだと婚活アプリとほとんど変わらず、3,000円前後で利用できる所もあります。独身証明書の提出といったような身元確認がより厳正で、ネット上とはいえ、信頼度の高い相手と出会える可能性が高いです。
婚活とは?【婚活が結婚の近道になる理由】
婚活サービス利用者が年々増えていることからもわかるように、婚活が結婚の近道であると言えます。近道になる3つの理由を紹介します。
①結婚の意思がある人同士が出会える
恋人がいても、その人に結婚願望がなくて結婚できない、というケースもあります。ところが婚活サービスを利用すると、結婚の意思がある人たちの中から相手を探すことができます。自分にも相手にも結婚の意思があることを前提として出会うことができます。
②期日を決めた上で活動しやすい
計画を立てて「この○カ月で会った人に決める」と期日を決めやすいことも理由の一つです。期日がないと、もっといい人がいるのでは、と高望みを繰り返してしまいがちですが、期日を決めることで、100%条件通りでない相手のことを受け入れる覚悟ができます。婚活の期間が長くなるよりも、短ければ頑張れるという人もいます。
③恋愛期間を短縮・省略できる
お互いに早く結婚したい人同士なら、恋愛期間を短縮したり、省略したりすることも可能です。最初に結婚の意思を確認できているので、出会った瞬間から結婚の話を進めることもできます。実際、出会ってから結婚するまで3カ月くらいの人も少なくありません。
婚活とは?【婚活を成功させるコツ】
せっかくステキな異性と出会えたのに、良い方向に進めなかったということにならないためにも、出会いスポットで出会った人との出会いを成功させるコツを3つ紹介します。出会いを成功させる方法を知っておくことで、良い人と巡り合い成功する確率は高まるでしょう。
①積極的に行動する
出会いを成功させる一番の方法は、積極的に行動することです。例えば、居酒屋で気になる異性に出会っても「話しかけても迷惑ではないだろうか」と考える方が多いのではないでしょうか。迷惑かどうかは、あなたが一生懸命に考えても、相手が決めることなのでわかりません。それよりも「どうやって話しかけたら興味を持ってもらえるかな?」「どんな話題が好きかな?」と考えながら声を掛けてみましょう。マイナスのことを考えて行動できなくなるよりも、失敗を恐れずプラスのことを考えて、どんどん異性に話しかける方が良い結果に繋がりやすいです。上手く行かない時もあるかもしれませんが、いい出会いに繋がる可能性も高まります。
②冷静な心は持ち続ける
良いなと思う人と出会うと、気持ちが高まってしまい、冷静に物事を判断できなくなってしまうことがあります。良いなと思う人と出会えた時こそ、心の中は冷静でいられるように意識しましょう。少し意識するだけで、冷静に相手を見ることができ、相手の反応を見ながら会話を楽しめ、相手がどんな人なのか知ることができます。恋愛は時に冷静さを失いがちですが、理性的な対応が恋愛には必要になるでしょう。客観的に物事を判断できるように、冷静な心を持ち続けることが大切です。
③誠実な気持ちを持って接する
多くの人は安定した結婚生活を送りたいと考えています。そのため、誠実さをアピールして、将来安心して生活してもらえるように、イメージしてもらうといいでしょう。例えば、出会いの場に行った際に、お酒をたくさん飲むのではなく、落ち着いてお酒を嗜むように意識したり、会話の中で使う言葉を意識したりすることで、誠実な人だと感じてもらえるでしょう。誠実に相手と向き合う気持ちを持つことは忘れず、積極的に出会いスポットに行きましょう!
婚活とは?【まとめ】
いかがでしたか。婚活にはさまざまなサービスがあり、多くの人が利用していることがわかりました。それぞれの婚活サービスに特徴があるので、婚活を始めようと思ったら、まず自分に合った婚活方法を探すことが大切と言えそうですね。そして、真剣に婚活を成功させたいと考えるなら、あなたに合った婚活方法を見つけ、実践あるのみです。今日からトライしてみてはいかがでしょうか。