婚活パーティーに参加する男性の実態
一大決心をして婚活パーティーに参加しても出会いがない、出会いはあったものの結婚に前向きな雰囲気を感じない…。
婚活パーティーっていったいどんな人が参加しているの?こんなにも結婚を真剣に考えている自分が焦りすぎ?と感じていませんか?
婚活パーティーは結婚を意識しているからこそ、あえてみんな本心を隠しているのです。
婚活パーティー運営経験者が語る婚活パーティー参加者の実情をお話します。
男性は有料参加が原則だからこそ真剣度が高い
婚活パーティーの多くは男性側に様々な条件が課されます。
- 参加費有料
- 収入証明書の提示
- 勤務先名のわかる書類の提示
- 年齢
もちろん中にはこのような待遇を不愉快、面倒と感じる方もいます。でもあえてこの手順を踏んで、休日を利用して参加する以上、婚活にまるで無関心ということはありません。
婚活に熱意があり、出会いを期待しています。
ただ自分がこれだけの手間をかけ参加しているのだからと相手への理想が高くなることも当然です。
会社や同級生、趣味のサークルでは出会えないような運命の出会いをつい期待してしまうのです。
もし同じ相手との出会いでも会社の新入社員としての出会いであればきっともっと気軽に会話も弾むでしょう。仕事という共通の話題や要件があるのですから当然です。
会話が弾まない、きっかけがないのは初対面同士ですから当然のことです。会話が弾まないからといって婚活に熱意がない、結婚を意識していないという意味ではありません。
この初対面同士の気まずさは参加者の誰もが感じています。決して自分だけの問題ではないので気に病む必要はありません。
結婚を意識するからこそお互いに慎重になりがち
多くの方が誤解してしまうのですが、婚活パーティーはあくまでも顔合わせ、名刺交換程度の場所だと考えておきましょう。
婚活パーティーというイメージや成功体験談を聞くと、つい婚活パーティー=結婚と考えてしまいがちです。
でも婚活パーティー運営者の主旨はあくまでもお互いが知り合うきっかけを与えるだけにすぎません。
例えば街中の交差点で同じタイミングで信号を待つ人、同じ電車に乗る人の中にも自分と同じように婚活をしている人もいます。結婚をしたいと考えている方もいます。もしかしたら今、すぐ横でスマホから婚活パーティーへ参加申し込みをしている方もいるでしょう。
ただ同じことを考えている相手がすぐそばにいるからといって、会話をするきっかけはありません。相手が結婚を意識しているかどうかも見極めることが出来ません。もちろん指輪をしていないからといって誰もが独身ということでもありません。
つまり婚活パーティーではこのような
- 結婚を意識している方
- 出会いを探している方
- 彼氏との結婚に悩んでいる方
を一同に集め、会話を始めるきっかけを提供しているのです。もちろん単にきっかけ、挨拶の場ですからその場ですぐに親密な関係性になることは難しいでしょう。だからこそ、2回目、3回目の約束と取り交わし、改めてきちんと話す場を作るのです。
婚活パーティーがどのような場所なのかを知るともっと気軽に参加することが出来る上に、積極的にいろいろな方に会話をして次の約束へつなげることが出来るでしょう。
もちろん過度にはしゃぐ必要や、無条件で多くの方と連絡先を交換する必要もありません。この方は!と感じる方がいたらぜひ躊躇せずに声をかけましょう。
中には単なるひやかし…という方も
残念ながらわざわざ有料で参加費を払って、ひやかしで参加をする方もいます。
参加女性に失礼な質問をしたり、その場の雰囲気を顧みない行動をしたり、女性が話かけているにも関わらず完全無視をしたりと…
こんな人に遭遇してしまうと、なんだか自分に非があるように感じて、婚活自体に心が折れてしまいます。
このようなタイプの人もいるということを知っておくと、もし遭遇してもスルーすることが出来るでしょう。
実はこのような人も婚活や結婚に無関心な訳ではありません。中には過去、婚活に熱意をもって取り組んでいたり、高額な会費を支払って結婚相談所に登録されていたという方もいます。でも思うような成果が得られなかったことの責任を女性に転嫁してしまったことでこのような行動を取っているにすぎません。
婚活が想像と違った、出会いがない、結婚というゴールが見えない理由は女性にばかりあるわけではありません。
理想の女性がいないから、経済力ばかりが注目されるからではありません。
婚活に成果が出ない理由は自分にあるのです。
もし婚活パーティーに参加をして、このような不愉快な思いをした場合は、自分の反面教師と考え、気に留める必要はないでしょう。
もしあまりに不愉快な場合は運営担当者に声をかけ席替えなどを申し出ることも良いでしょう。婚活は貴重な時間ですから有効に活用しましょう。