男性が求める結婚に大事なものは○○の良さだった
想い描くような出会いがない、なかなか結婚が身近に感じられないとき、「男性の価値観」を想像してみましょう。
男性受けの良いファッション、言葉遣い、仕草、趣味…でもいったい何が高評価され、何がいけないのか正解がないまま頭の中は混乱する一方です。
実は男性が考えていることは常に「居心地の良さ」です。
この不思議な価値観を理解できれば、婚活はきっともっとスムーズになるでしょう。
男性は自分なりの「居心地の良さ」を常に考えています
多くの男性は交際にも結婚にも自分なりの居心地の良さを求めています。
- 話があう
- 雰囲気があう
- 趣味があう
- 食べ物の好みがあう
など交際をするかどうかの判断やその後の交際においても大変重視されます。
交際が進み同棲や結婚が視野に入ってくると
- 家事のレベル
- 経済観念
- 生活リズム
- 親や友達との付き合い、接し方
などにも目が向くようになります。
基本的には男性自身がこれまでに築いてきた生活の中に如何にスムーズに女性が馴染むことができるか、男性自身がこれまでと同じ生活を続けることができるかを見極めています。
決してデートの時の服装や言葉遣い、メールやラインの回数といった単純なものだけで判断をしているわけではありません。
男性は本能的に防衛意識が強く、自分の生活を交際や結婚で根底から変えることを望んでいません。そのため女性が良かれと思い提案したことがかえって疎ましく取られてしまい逆効果になることもあります。
女性の側も結婚を強く意識するあまり、交際期間中は全ての点において男性の価値観、主張を尊重しすぎてしまう傾向があります。
今や女性も仕事を持ち、社会に出て、子育てにも夫婦の協力体制は欠かせません。男性側の居心地の良さばかりを追求してしまうと、女性にかかる負担は想像以上に大きくなります。
男性が何を重視するのか、何が基準になるのかを理解したうえで、自分はどうなのか?を考えてみましょう。
無理や背伸びをすることなく、一緒に時間を過ごせる相手ならお互いが「居心地の良い」時間を作っていけるでしょう。
「結婚と恋愛は別」は今も昔も変わらない常識
「結婚と恋愛は別」誰もが感じる本音ですが、大声で口にするのは躊躇してしまう言葉です。
でもこれは決して間違っていることではありません。現代ではさらにここに「ビジネス」という言葉も加わり、「結婚と恋愛、ビジネスは別」と言えるでしょう。
学生時代からの交際相手、職場の同僚、取引先の人など女性の社会進出が進む中で、女性にも彼氏とは別の親しい男性がいることが当たり前な時代です。
職場の同僚や取引先の相手となら二人で飲みに行くこともあるでしょう。同じ目標に向かい日々努力を重ねるのですから、自然と価値観が近いことも実感します。
でもこの感覚と結婚とは全くの別物です。特に男性にとってはこの点は明確に分かれているのです。
女性にとっては交際や仕事を通じた出会いの先に結婚があると考えてしまいがちですが、男性は全く別の2つの道だと考えています。
なぜこのようなことが起こるのかというと、男性は社会に出る、仕事をするときに女性とは別のプレッシャーやストレスを抱えています。特に結婚適齢期であればこの先に続く長い人生における責任も考えているでしょう。
その中で、仕事がスムーズに進む相手、気兼ねなく話が出来る相手は厳しい道のりの途中にあるオアシスのように感じてしまいます。そのためつい距離感が近くなったり、気を許した会話をしてしまうのです。
でもこの感情がそのまま恋愛感情にはつながらないのが男性です。
仕事が終わり、スーツを脱ぎ、一息ついた状態、休日を満喫している時はまた別の本当の自分がいます。仕事モードで肩肘を張っている時とはまるで違います。この状態で一緒にいて「居心地の良い相手」が結婚を意識すべき相手なのです。
仕事の場面ではハキハキとした口調もシャープな立ち居振る舞いもお洒落で華やかな服装も全てがよしと思えた場合でも、リラックスして過ごしたい自宅にはそぐわないものです。
自宅ではあえて干渉をしない、束縛をしない、追い詰めない優しさやちょっと頼りない言動がよしとされます。
自分では脈あり!!と感じていた男性が、突然別の女性と結婚をしてしまった…というときはこの「居心地の良さ」の使い分けに原因があるのでしょう。
「ちょっと違う」「なんとなく大変」は数年後には耐えがたい苦痛に
結婚適齢期、出産のリミット…いろいろな制限を感じることの多い女性は結婚という目標を達成するために、大抵のことは妥協し、受け入れる覚悟があるものです。
しかし男性にはここまでの覚悟がない場合が大半です。
結婚後には変わってくれる、お互いの話し合いで何とかなるという明るい予想は大変危険です。
相手が何を「居心地が良い」と考えているのかを見極め考えていきましょう。