成婚エピソード

絵里香さんは、今までたくさんの男性に会ってきたけど、上手くいっていない、私、本当に結婚できるのかな、と不安でいっぱいのなか「50歳まではがんばってみる、これで最後にしたい」とお話ししながら2度目の更新の契約書にサインをされた49歳の女性。
いつも明るく、周りを笑顔にさせてくれる優しい女性で、絵里香さんのパートナーになられる男性は、きっと毎日笑顔でいられるんだろうな、と思っていました。

まずはお会いしてお話ししてみたいという彼女は、色々な方と積極的にお見合いされ、勇さんと出会われました。勇さんは、夜勤のあるお仕事をされていましたので、なかなか時間が合いにくい状況だったのですが、少しの時間でもお会いできるようにと絵里香さんが1時間ほどかけて勇さんのご自宅の近くまで通われていたことが印象的です。そしてふたりはすっかり意気投合し、真剣交際へと進みました。

勇さんはというと、彼も実は活動が上手くいかず、絵里香さんとのお見合いも最初は前向きではなかったようです。お住まいも遠い絵里香さんとは上手くいかないだろうと思いながらお見合いを受けられたのですが、明るくて楽しい彼女との時間は、勇さんにとって大切な時間へと変わっていきました。そして、出会ってから4か月、絵里香さんの50歳のお誕生日に勇さんからのサプライズプロポーズがありました。

退会のあいさつにご来店されたときの絵里香さんは、キラキラしていて、とても幸せそうでした。「勇さんの一人暮らしの部屋がとても汚くて、でもそこに住む訳では無いし、これからは私が掃除したら良いこと、彼が夜勤のお仕事で、すれ違いになるのは嫌だったので、少しでも一緒にいれるお仕事を探すんです。今まではそういう考えを持つことができなかったけど、彼だからできた。50歳までがんばろうと決めて良かった」と、いつもの明るい口調、満面の笑みでお話しされていました。そしてまた、私も笑顔で幸せな気持ちになりました。