成婚エピソード

一毅さんは、初対面の時から非常に印象が良く、とても明るく前向きな男性でした。大阪にはお仕事で来られており、1年後に関東の実家に戻らなければいけない期限縛りのある条件の中でお相手を探していました。婚活パーティーやアプリではこういった条件をなかなか受け入れてくれるお相手がおらず、1年だけという期限を決めて最初から自分の条件を受け入れてくれる人を探そうと考え、活動を始めました。

そして、活動を初めてすぐに美緒さんとの出会いが訪れました。

彼自身多くのご縁は望んでおらず、一つ一つのご縁に向き合い大切に進めていく性格だったため、すぐに美緒さんとの仮交際がスタートしました。

元々男気も強く猪突猛進という言葉が似合うほど何ごとにもチャレンジする性格の彼と、冷静沈着で物事をとても考えてしまう彼女、正反対なようでそこが逆に惹かれ合うきっかけだったそうです。

仮交際に進み、一毅さんが彼女をリードするかたちで順調に二人の距離は縮まり、楽しいデートを重ねました。お互いに仕事も忙しい中でも仕事終わりに1時間だけ時間を作るように意識をしたり、会えないときには電話やメールでの連絡を重ねていきました。

ある日、勢いで告白してしまった彼ですが、結果は見事OKをいただき、真剣交際に入ることができました。

「大阪には1年しかいない。ついてきてくれるなら今の仕事もやめてもらうことになるかもしれない。」交際中から彼はそのような話をしており、美緒さんは、頭では理解しながらも真剣に悩んでいました。

ただ、彼女が忙しい時は心配してくれて手料理を作ってくれたり、何でもない日にサプライズしてくれたり、たわいもない話を笑いあえたり。そんな日々が続く中で彼の誠実な行動をみて、「彼ならきっと大丈夫、信じてついていこう」と美緒さんは心を決めました。その後、一毅さんからのプロポーズを受け、新しい人生を歩むことになりました。

お二人でご挨拶にお越しいただいた際に、一毅さんは、入会時よりも雰囲気や表情がいい意味で変わっており、自信に満ちた表情をしておられ、彼にとってかけがえのない存在に出会えらんだなと、感じました。

何かを始めるときに、言い訳を見つけることは簡単ですが、行動することの大切さ、そして目の前のお相手を大切にすることを忘れずに未来を思い描くことがどれほど重要か、それを今回のご縁で改めて学ばせていただきました。

何事もきっかけは些細なことにすぎません。人の気持ちは大きなことで変わるわけではなく日々の積み重ねだとお二人を見て感じます。

どんな時も一方の意見だけではなくお互いを尊重し合い話し合いを重ねて、向き合った結果が今回のご成婚に繋がられたと思います。